ジョー・ウィーランドの思い出
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勝利へ、指揮官の執念のタクト。「監督から代打を言われてワクワクしていた」と話すウィーランドが冷静に四球を選び満塁とすると、流れが一気に傾く。続く倉本が「こりゃあ、もう打たないとダメだと思って打席に入った」と初球を右前に運ぶサヨナラ打。5時間近くに及ぶ熱戦にピリオドを打った。
昨季は広島戦で13打数7安打、打率・538、3本塁打のウィーランド。前日に先発登板しながらベンチ入りしていた右腕にラミレス監督は「(1死から)筒香の打席の時に準備しておいてくれと言った」と“秘策”への手を打っていた。