315: 名無しさん 24/01/15(月) 08:23:36 ID:ch.zb.L30
※全文は上記リンク元より
坂本「よし...ワイもついに兄弟入りか...」
続きを読む
ベイスターズ情報@サンスポ@sanspo_baystarsレフティー4人衆が節分の豆まきを行いました。 https://t.co/Z4q7ars95O
2018/02/03 09:38:58
横浜、中日で正捕手を務め、選手兼任監督の経験も持つ谷繁元信氏は「もちろん、左右のバランスが取れているのがベスト」と前置きした上でこう語る。
「右投手ばかりよりは、左投手が多い方が良い。そもそも、プロ野球界全体を見ると先発投手は右が多く、左は稀少。先発を任せることのできる能力があることが大前提だが、左投手が多いデメリットはあまりない」
また、元ロッテの正捕手、里崎智也氏は近年の野球界の傾向についても語ってくれた。
「左投手は右打者に弱いといわれることが多かったが、今はそんなことはない。特にDeNAの左投手は右打者に対しても外に逃げるボールがあるので、左右の差はほとんどないはず。それは、日本シリーズの投球でも証明されている」
1998年に横浜の日本一に貢献し、自身も「左のエース」として活躍した野村弘樹氏も同様の意見だ。
「左4枚、面白いじゃないですか! 確かに珍しいけれど、DeNAはそういう固定観念にとらわれない野球をしている。もし今季、左偏重のローテーションで結果が出れば、他球団もそれに追随する可能性は十分ある」
取材した球界OBは皆、口をそろえてDeNAの「左投手4人」に肯定的だったのだ。
その背景には谷繁氏が語るように、先発左腕の「稀少性」がある。
昨季、12球団で規定投球回数に到達した投手は全部で25人。そのうち、左投手は今永、田口麗斗(巨人)、バルデス、大野雄大(ともに中日)、菊池雄星(西武)の5人のみ。
12球団を見渡しても、規定投球回に到達し、2ケタの勝ち星が期待できるような先発左腕は限られている。
プロ野球全体を見ても稀少な「先発左腕」を実に4人もそろえる――。一見、補強ポイントとはマッチせず、球界の常識からはかけ離れているかに思えるDeNAのドラフト戦略だが、その裏には確かな手応えが透けて見える。
昨秋ドラフトであえて競合を避け、東の一本釣りを狙ったことからも、それは分かる。
ドラフト候補の先発左腕候補でいえば、オリックスと西武が1位で重複した田嶋もいた。もちろん、DeNAスカウト陣が純粋に田嶋よりも東を評価していた可能性もあるが、他球団の1位指名で名前の挙がっていなかった東を指名したのは、より確実に彼=左の先発候補を獲得したかったからだろう。
DeNAは石田を2014年ドラフト2位、今永を2015年ドラフト1位、濱口を2016年ドラフト1位で獲得している。濱口に関しては柳裕也(中日)、佐々木千隼(ロッテ)の「外れ外れ1位」だったため結果論にはなってしまうが、過去3年間のドラフトで上位に指名した左腕がしっかりと成長している成功体験も、東の獲得を後押ししたといっていいかもしれない。
昨年ドラフトの濱口とは違い、「4人目の先発左腕候補」である東の指名は、ある意味、「確信犯的」なものだった。そこには、他球団の評価や世論には決して流されない、球団独自の戦略がある。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00010000-victory-base&p=2