23年シーズン終了後にDeNAとの単年契約は満了。今後については白紙の状態となっていたが、バウアー陣営はメジャー復帰に向けた動きを見せている。ニューヨークの大衆紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は、自身のX(旧ツイッター)で、同選手の代理人を務めるジョン・フェターロフ氏とレイチェル・ルーバ氏がメジャー球団との会談を行ったと伝えた。
もっとも、バウアーの抱えていた過去の問題に懸念を示す関係者は少なくない。2021年に知人女性に対するDV禁止規定違反でメジャーリーグ機構から324試合の長期の出場停止処分(その後、処分は194試合に短縮)を受けた。今年10月に当該女性との和解が成立したものの、いまだ当人の振る舞いを問題視する声はある。米紙『Los Angeles Times』の取材に応じた元球団社長も「バウアーがメジャー球団と契約することになれば驚きだ。契約のチャンスは比較的小さいだろう」としていた。