DeNA東克樹投手、新型コロナウイルス陽性判定 13日に発熱
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日刊スポーツベイスターズ番@nikkan_baystars【広島ーDeNA@マツダスタジアム】
2022/07/13 21:31:49
試合後、三浦監督は東克樹選手の体調不良による登板回避を明らかにしました。
「グラウンドに来て、体調不良を訴えたので、前日ですけども、明日は回避します」
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わずか2センチの修正に復活の兆しを見いだした。DeNA・東克樹投手(26)は今季、開幕投手を任されたがその後、安定した投球が続かなかった。5月16日に出場選手登録を抹消後、自身の中に残っていた違和感の原因を探った。
「感覚の中ですね。意識的に上げたら球威、回転数ともに上がった。自分の直球を生かすためにもやってよかったですね」
意識的に上げたのはリリースポイントの高さだ。2020年の2月に左肘内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、1年以上要すリハビリをクリアし1軍のマウンドに戻ってきた。だが、リリースポイントは気づかないうちに下がってきていたという。
「手術前は高い位置から投げるフォームだった。体が覚えていたので、難しさはあまりなかったです」と回想。体の記憶を呼び起し、「上から叩ける」イメージで直球を投げられるようになった。
2センチ。球団のアナリストから伝えられた地平からリリースポイントまでの高さの違いだ。決して小さい変化ではないと東は言う。「アナリストの方には2センチだけでも十分、(ボールの質は)変わっていると言われました。全然、違います。それが実際ボールにも表れているので」と感覚の違いは誤差ではないことを強調した。
東の持ち球であるチェンジアップとカーブも縦に沈む変化球。リリースポイントの修正は直球だけでなく変化球にも少なからず好影響を与えている可能性もある。
2センチの手応えを語った翌日、七夕の夜に結果を残した。中日戦(横浜)で8回3安打無失点。「「試合の序盤は球数を要してしまいましたが、中盤以降は自分の修正ポイントを意識してうまく修正することができました。守備にも助けられ、野手の皆さんには感謝したい」と汗をぬぐった東。白星とはいかなかったが、横浜の星空の下で再起の快投を示した。(横山尚杜)