265: 名無しさん@おーぷん 21/06/04(金)11:19:14 ID:zD.c3.L1
そんな濵口の投球内容が大きく変化したのが4月15日のヤクルト戦(神宮)からである。この前の2試合で濵口はまずまずのピッチングをしていたが、投打がかみ合わず連敗を喫していた。「なにかを変えなければいけない」と、危機感を持った濵口が行き着いたのが“高速スライダー”の解禁である。
今季の濵口はストレート、チェンジアップ、フォーク、カーブといったボールを駆使し、上下と奥行きの変化で勝負していたが、結果が出ずどこか頭打ちの感があった。
そこで相談したのがヤクルト戦でマスクをかぶったキャッチャーの嶺井博希だ。
「状態が上がらず苦しいピッチングをしているのもあって、曲がり球があったほうがいいんですかね、といった話をすると嶺井さんは『アクセントとして、ひとつあるだけでも全然ちがうよ』ということだったので“決め球”にするのではなく“見せ球”として使っていくことになりました」
この判断は功を奏し、スライダーを適宜挟み込むことでピッチングは安定し、また他の球種も活きるようになった。
もちろんスライダーの影響ばかりではないが、確実に配球やピッチングの流れに好循環を生んだようで、この日以来、濵口は7試合連続クオリティスタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、さらに5月の月間防御率は1.38と格段の数字を残している。とくに5月29日の楽天戦(楽天生命パーク)における田中将大との投げ合いは見ごたえ十分であり、7回に左足をつってしまい降板したが、再三のピンチを切り抜けながらの無失点ピッチングは、さすが開幕投手と万人を納得させる内容だった。
しかし神妙な面持ちで濵口は言うのだ。
「正直、今でも怖さがあるんです。できるだけスライダーには頼りたくないって」
(全文はリンク先)
https://number.bunshun.jp/articles/-/848322
今季の濵口はストレート、チェンジアップ、フォーク、カーブといったボールを駆使し、上下と奥行きの変化で勝負していたが、結果が出ずどこか頭打ちの感があった。
そこで相談したのがヤクルト戦でマスクをかぶったキャッチャーの嶺井博希だ。
「状態が上がらず苦しいピッチングをしているのもあって、曲がり球があったほうがいいんですかね、といった話をすると嶺井さんは『アクセントとして、ひとつあるだけでも全然ちがうよ』ということだったので“決め球”にするのではなく“見せ球”として使っていくことになりました」
この判断は功を奏し、スライダーを適宜挟み込むことでピッチングは安定し、また他の球種も活きるようになった。
もちろんスライダーの影響ばかりではないが、確実に配球やピッチングの流れに好循環を生んだようで、この日以来、濵口は7試合連続クオリティスタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、さらに5月の月間防御率は1.38と格段の数字を残している。とくに5月29日の楽天戦(楽天生命パーク)における田中将大との投げ合いは見ごたえ十分であり、7回に左足をつってしまい降板したが、再三のピンチを切り抜けながらの無失点ピッチングは、さすが開幕投手と万人を納得させる内容だった。
しかし神妙な面持ちで濵口は言うのだ。
「正直、今でも怖さがあるんです。できるだけスライダーには頼りたくないって」
(全文はリンク先)
https://number.bunshun.jp/articles/-/848322
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